
稼働日:1994年
メーカー:セガ
1994年にセガからアーケードゲームとして登場した「デイトナUSA」は、革新的な3Dグラフィックと、当時としては画期的な操作性、そして一度聴いたら忘れられないBGMが話題を呼び、世界中で大ヒットしました。グラフィックは当時のアーケードゲームとしては非常に美しい3Dグラフィックで、特にコースの遠景や、車の質感などがリアルに表現されていました。








コース紹介

スリーセブンスピードウェイ
最高速オーバルコース。初期設定8周。ミリオンスロットアーチという巨大なスロットがある。
ピットはコースの内側にある。



ダイナソアキャニオン
アップダウンのあるコース。初期設定4周。本当はホリーキャニオンという名前だが巨大な恐竜の化石が発掘されたためダイナソアキャニオンと呼ばれる。
ブロントザウルスの尻尾の化石が見える。ピットを逆走し、そこにある坂を上るとトンネルがある。そこには英語で「おめでとう! あなたはたった今スポンサーを失った」と書かれた看板がある。



シーサイドストリートギャラクシー
海岸の大都市内のテクニカルコース。初期設定2周。スターライトブリッジをスタート地点に、カシオペアシティを中心に回る。ジェフリー像を回すことができる。



車種紹介

ホーネット
プレイヤーカー、SSと1人プレーヤー大型筐体AC版では No.41、通信対戦型AC版ではプレイヤーNo.
ハンドリングは悪く、お世辞にも曲がる車とはいえないが、ブレーキングやシフトドリフトでグイグイと曲げていく感じはこのゲームでしか味わえない。激しい衝突を繰り返すとボンネットがへこみ、クラッシュをするとタイヤが飛び出しかけてフレーム自体がくにゃりとゆがむ。
ATはMTと比べトルクや最高速度は劣るが初心者向け、MTは上級者向け(最高速度はATが315km、MTが325km)。
カラーリングはATは青と赤のツートンカラー、MTが黄と赤のツートンカラー。通信対戦型ACでは、「1」赤、「2」が青、「3」が黄色、「4」が緑、「5」が黒、「6」がピンク、「7」が水色、「8」がオレンジとなっている。また、通信対戦型ACでは、1人プレイの時に、自分以外(「1」を選択した場合「2」~「8」)の車が敵車としても登場する。
移植先
セガサターン版について
最初に家庭用ゲーム機に移植されたのはセガサターン版です。しかし、アーケード版の完全な再現とは言えず、グラフィックや操作性などに違いがありました。アーケード版に比べてフレームレートが低く、滑らかさに欠ける部分がありました。家庭用ゲーム機で「デイトナUSA」の雰囲気を楽しめる作品として、一定の評価を得ていました。
PC版について
上記と同様ですが、Direct3Dに対応しており、グラフィックボードの性能によっては、より美しいグラフィックでプレイすることができました。ゲームパッドやジョイスティックなど、様々なコントローラーに対応していました。
PS3版とXbox 360版について
2011年に、PS3とXbox 360向けに「デイトナUSA」が配信されました。これは、アーケード版をHDリマスターしたもので、当時の雰囲気をそのままに、グラフィックを向上させ、オンライン対戦に対応したものです。現在は配信が終了しているため、新規に購入することはできません。
Youtubeにてプレイ動画をアップロードしました。アーケード版です。