5月の最後にホットウィールの新発売情報が解禁されました。どれも欲しいのがいっぱいですね。
発売日 | 商品名 |
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5月31日 | カーカルチャーオフロード |
プレミアム2パック | |
プレミアムコレクターセット |
カーカルチャーオフロード

- 2024 トヨタ ランドクルーザー
- ランドローバー ディフェンダー 90
- 2017 フォード F150 ラプター
- スバル ブラット
- 1987 トヨタ ピックアップトラック
- 楽天限定セット販売(5車種)

2024 トヨタ ランドクルーザー
軍用も視野に入れて開発、1950年代前半に発売となったトヨタ ジープを原点とするランドクルーザー(ランクル)。その後、現在に至るまで、悪路走破性に主眼を置いたヘビーデューティ仕様から、乗用車的なSUVまで、サイズの大小を含めて、様々なバリエーションモデルが生み出され、“ランクルファミリー”が形成されている。ホットウィールが今回デビューの新金型アイテムの題材に選んだのは、日本ではランドクルーザー250という車名で売られるタイプで、ランドクルーザー プラドの後継機種だ。プラドよりひとまわり大きくなり、スクエアなややゴツさを強調したスタイルが世界中で人気を博している。
ホットウィールではアメリカ仕様を再現しているため、左ハンドルであることの他、リアゲートにハイブリッドグレードであることを示す「I FORCE MAX」のエンブレムが印刷される。ルーフ部の塗分けの他、彩色の丁寧さも魅力的。



1987 トヨタ ピックアップトラック
トヨタ ピックアップトラックは、日本ではハイラックスの名前で親しまれている小型ボンネット・トラック。アメリカでも当初はハイラックスの名称が使用されていたが、1972年登場の2代目ハイラックスの1976年型から、ピックアップ トラックに改称された。現在はその後継車としてタコマが販売されている。
ホットウィールは1983年登場のハイラックスとしては4代目となる車両を題材に選び、オフロード走破性を高めるべく、車高を高く上げ、大径タイヤを履いたハイリフト・カスタムが施された状態を表現。
また横転時に乗員がダメージを受けることを避けるためのロールバーやその上に備えられたフォグランプなどは、砂漠を舞台にしたBAJA 1000キロレースのマシーンを彷彿とさせるものとなっている。



スバル ブラット
日本車でありながら、ごくまれに海外でしか販売されないという車種もする。ホットウィールがモチーフに選んだスバル ブラットもそんな1台。ブラット(BRAT)はBi-drive Recreational All-terrain Transporterの頭文字をとったものとされるが、BRATという単語は「やんちゃ坊主」的な意味も持ち合わせており、ピックアップトラックではあるものの、商用ではなくレジャーカーとして販売されたことがわかる。
エンジンはベースとなった乗用車、レオーネ譲りの1.6リッター水平対向4気筒を搭載し、駆動方式は4WDとなっていた。また荷台に備わる後ろ向きのシートはカスタマイズされたものではなく、新車時から備えられたもので4人乗りとなっていた。ホットウィールでは実車よりも大ぶりなオフロードタイヤを履き、それを覆うようにオーバーフェンダーを備えたカスタム仕様を再現している。



2017 フォード F150 ラプター
アメリカで一番売れているクルマとして有名なフォードのFシリーズ。Fシリーズは1948年に登場したフォードの小型トラックで、積載量に合わせて種々のバリエーションが存在する。F150は最も積載量が少ない(~1トン程度)タイプで、アメリカでは乗用車的にプライベートユースで使われることが多い。そのため、走行性能に重きを置いたスポーツ仕様が設定されることは珍しくないが、2010年に登場したラプターもそのうちのひとつ。ラプターは猛禽類(タカ、ワシなど)を意味している。ホットウィールでは2017年に登場した2代目F150 ラプターを題材にチョイス。同車は悪路でも速く、確実なハンドリング性能を得るために特別な強化サスペンションが備わっており、エンジンも強力(450馬力)を発揮。
ホットウィールでは車高をリフトアップして、レース車両をイメージしたカラーリングで仕上げている。リム部分だけがメッキ仕上げとされたビードロックホイールもポイントだ。



ランドローバー ディフェンダー 90
ディフェンダーの前身となるランドローバー シリーズIは1948年に製造を開始。軍用車として使用されるなどそのタフネスさは折り紙付き。ディフェンダーの車名はランドローバーがシリーズIIIまで進化した段階で、1983年から使用されるようになった。
車名に備わる数字はおおよそのホイールベース(前輪と後輪の中心点の距離)を表している。ホットウィールでは一番ホイールベースの短い90(実際は93インチ;2,360mm)を題材に選んでいる。
他に110、127と呼ばれるロング版も存在する。ディフェンダー 90と言えば、世界一過酷なアドベンチャーラリーレース、『キャメルトロフィー』の競技車両として、1985年と1986年に使用されたことでも有名だが、今回のイエローのボディカラーはその姿を連想させるものとなっている。


プレミアム2パック



- ランボルギーニ カウンタック LP5000 QV/ランチア ストラトス ゼロ
- BMW 320 グループ5/2001 BMW M3 GTR
- 99 ホンダ シビック タイプR(EK9)/ホンダ シビック タイプR
ランボルギーニ カウンタック LP5000 QV/ランチア ストラトス ゼロ
1970年代後半に日本に到来したスーパーカーブーム。その主役となったのが1974年にイタリアのランボルギーニが発売したカウンタックだ。
楔形の超未来的なデザイン、ドアが垂直方向に跳ね上がるシザースドア、点灯時にライトがピョコンと起き上がるリトラクタブル式ヘッドライト、そして最高速度300km/hを標榜する源となった車体中央に搭載されたV型12気筒のエンジンなど、文字通りのスーパーなクルマとして世界のクルマ好きを驚嘆させた。ホットウィールでは、その熟成形として、エンジンを5.2リッターにまで拡大して、4バルブ(QVはQuattro Valvole:4つのバルブの意)化したQVをモチーフに選んでいる。ランチア ストラトス ゼロは1970年に、イタリアのトリノ自動車ショーで披露されたワンオフのコンセプトスタディである。のちに量産車として発売されるストラトスとは別物で、デザインはカウンタックと同じくベルトーネ社が手掛けていることもあって、今回のカップリングが実現した。



BMW 320 グループ5/2001 BMW M3 GTR
1985年にグループA規格のツーリングカーレースを制するために登場したBMW M3。BMWの当時のエントリークラスである3シリーズに専用エンジンを搭載して、数多のチャンピオンシップと勝利を獲得する。その後、M3はBMWのスポーツカーのアイコンとして進化を続け、現在も健在だ。ホットウィールが今回、新金型アイテムとしてリリースするのは、3代目のM3、E46型を元にアメリカン・ル・マン・シリーズ用に改造されたホモロゲモデルのGTRだ。標準型M3の直6ではなく4.0リッターのV8エンジンが搭載され、カーボンを多用して軽量化した車体や太いタイヤを履くためのワイドフェンダーなどが特徴となっている。一方のBMW 320 グループ5は初代3シリーズをベースに、1970年代終盤に欧州で盛り上がりを見せたグループ5規格用にモディファイされたマシーンで、太いタイヤを履き、空気の壁をすり抜けるための通称シルエットフェンダーが装着されている。320グループ5もM3 GTRも輝かしい戦績を残したBMW 3シリーズ・ベースのレースカーという点で共通項を持つ。



99 ホンダ シビック タイプR(EK9)/ホンダ シビック タイプR
今やホンダ製スポーツカーの代名詞的存在ともいえるタイプR。ホンダの「H」マークエンブレムの背景部分が赤く塗りつぶされることから“赤バッジ”の愛称でも知られる。タイプRのグレード名は、もともとは1990年デビューのホンダのスーパーカー、NSXをベースに、エンジンのハイレスポンス化、車体の軽量化、サスペンションの強化などを行ってサーキット走行にも適応させた高性能モデルに与えられたもの。その後、スペシャリティカーのインテグラ、そしてシビックにも同様のコンセプトでチューニングが施されたタイプR仕様が追加されている。今回は初代シビック タイプR(EK9)と現行の6代目シビック タイプR(FL5)をカップリング。カラーリングは日本のホンダ車チューナーの草分け的存在、『スプーン』のデモカー/レースカーをイメージしたものとなっている。EK9のカーボン柄剥き出しのボンネットを装着した姿は、今やホンダ車以外でも見られる定番スタイルだが、その原点はスプーンにあるといっても良いかもしれない。



プレミアムコレクターセットアソート アドバンレーシングチーム

1917年創業の横浜ゴムが、1978年に乗用車用のスポーツタイヤ・ブランドとして立ち上げたのが『ADVAN(アドバン)』。1960年代中盤からモータースポーツ用タイヤの開発・製造を行っているが、そこで培われたノウハウをフィードバックした製品群が『ADVAN』ブランドからリリースされている。また『ADVAN』ブランドとして数々のレーシングチームやドライバーなどをスポンサードしてきたこともあり、ブラック基調のボディに赤のストライプと「A」モチーフにしたグラフィックスをまとったマシーンがサーキットを席巻。今回は、実在したグループC規格のレーシングマシーンをモチーフにしたポルシェ962の他、現代を生きるオールドスクールなリバティーウォークのスカイラインGT-R、2代目トヨタMR2(SW20型)にTRD製のワイドボディキットを装着したTRD 2000GTの3台に加えて、ホットウィールオリジナルデザインの車両運搬車、エアロ・リフトの4台をそれぞれお馴染みの通称、『ADVANカラー』で仕上げた4台が揃い踏みとなる。各車の細密な灯火類の印刷、ホイールのカラーリングなども注目のポイントだ。




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